#4軽減するのは逃げじゃない
インドへ渡航する前、何度も首を痛めていた時期があった。
アシュタンガヨガを始めて、はじめて“痛みがある状態”で練習をした。
痛みのきっかけは寝違えだったけれど、その前からあった小さな違和感を見過ごしたまま、いつも通り練習を続けていたことも原因だったと思う。
先生はよく、「痛みや違和感があれば、軽減したり、思い切ってアーサナをスキップすることも大切」と言う。
でも当時の私は、痛みなのか、苦しさなのか、ただきついだけなのか、その違いすらよく分からなかった。
むしろ“動けば治るかもしれない”と思っていたし、全力で練習できないことが悔しかった。
軽減することは、逃げのようにも感じていた。
だけど今は少しだけ、身体を無視しないことこそ、ちゃんと向き合うことなんだと思えるようになった。
これは、私自身がこれからも大切にしていきたい教えのひとつです。
